第二章 雪みたいに花みたいに 二

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 八重樫が、ここに泊まると言っているので、俺は仕方なく布団の用意をする。ここには客間が無いが、リビングには畳の休憩所があったので、そこで寝て貰う事にする。  八重樫は、布団運びを全く手伝おうとせずに、ひたすら勉強していた。医学部というのは、試験に追われているらしい。
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