影は闇に非ずⅣ

第七章 銀色 二

「痛くしたくないでしょ。他にローションも揃えました」
　どうやって購入しているのだろうか。すると、黒川と永新が差し入れで持ってくるらしい。特に永新は、名張で試して良かったものを、志摩に渡していた。
「守人さんの、小さいお尻を慣らしている間に、一回、いかせておきましょうか」
　そこで、前を口に含まれてしまい、しかも、志摩は上手になっていた。あっという間に俺は起ってしまい、しかも追い上げられている。絞る感覚が、かなり凄い。しかし、根本を掴まれていて、イク事はできない。
　イキたいのにいけないもどかしさで、ジタバタとしていると、後ろに這わされた志摩の指が、かなり奥まで進入し自在に動いていた。志摩の指は長く、しかも力強い。適所も責めてくるので、気持ち良さで涎が流れてしまう。
「……志摩、イカせて……」
「守人さん、もう少しだけ我慢してください。一緒にいきましょう」
　一緒にイクまでには長いのではないのか。ふと下半身を見ると、見た目に反して、大きな志摩のモノが、まだ外に放置されている。
「……志摩は、これからでしょ」
　志摩は俺のモノからは口を離し、手でしごいていた。志摩は俺の胸を舐めると、裏返し背を舐め始める。そして、背を下ってゆくと、双丘の中を舐め始めた。
「もう入れても、大丈夫でしょうか……」
　舌で確認すると、態勢を変えて、俺を四つん這いにさせると、尻を持ち上げた。
「守人さん、息を止めないでください」
　そう言われても、止まる時は止まる。
「大きく、息を吸ってください」
　言われるままに息を吸い、一杯になった所で、志摩が入り込んできた。
「うわああああ！」
　吸った息は全部吐いてしまった。すると、痛みと怖さで、息が出来なくなる。裂けるような痛みではないが、やはり無理に開かされると痛みがある。音にするとギシギシと、咥えた部分が軋んでいる。
「もう一度、息を吸って」
　又、一杯に吸うと打ち込まれてしまうのであろうか。そう思いつつも息を吸っていると、今度は吸い終わる前に、進められていた。
「いやああ！」
　やはり、怖いし痛い。出してしまおうと、体を捩ると、志摩が押さえ込んでいた。
「守人さん、少しだけ我慢して、ほら、もうこんなに入っていますよ」
　泣きたい気分でいると、志摩が頭を撫ぜていた。
「いやあ、ダメ。抜いて！志摩……」