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「一臣と一緒に…イキたい…。けど、それまで我慢できる自信ないから……。お願いします…」
颯は差し出していた手を更にあげてみせた。受け取ってくださいと、そう願いを込めて。
こうしてお願いをしているだけでも、颯の屹立ははちきれんばかりに透明な雫を鈴口から垂らしていた。真壁と一緒にイキたいと思ってはいても、颯の躰は心を簡単に裏切る。
「随分と可愛らしいお願いだ。望み通り塞いでやるから好きなだけ乱れてみせろ」
金属の小さな粒が連なったようなそれが、真壁の手で屹立に埋め込まれていく。
「っあ…う、…んッ」
「怖いか?」
「んん…っ、嬉し…ぃ」
そう言いながらも躰を強張らせる颯に、真壁は気付いているようだった。最後の大きな一粒が鈴口の中に隠れてしまうと、ようやく颯はゆっくりと息を吐く。文字通り串刺しにされた屹立に、じくじくと痺れるような疼きを感じて颯は安心した。
これで真壁の許しなく粗相をせずに済むと思えば、颯の気持ちは幾分か和らいだ。
だが、真壁の大きな手が離れぎわに颯のそれを弾いて、最後までブジーを飲み込まされた屹立がぶるりと大きく震える。その強烈な刺激に、颯は悲鳴にも似た声をあげて躰を硬直させた。
気を抜いていたところに与えられた刺激は、颯の射精を促すのに充分な威力を持っていたのだ。
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