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「あと、二人に大切な相談があるんだけれど、実はママさんは自分の病気の事は知ってるんだよね!
そして、先日ママさんのお見舞いに行ったら、このお店を僕に託したいと言っていたんだよ!
僕は、飲食店経営の経験がないから、自身ないんだけどね!」
僕が話し終えると、美穂さんが少し強い口調で僕に訴えてきた。
「ひろさん、このお店のオーナーになってくださいよ!
お店は、私と佳奈ちゃんで、頑張って何とかするから!」
美穂さんの瞳は、まっすぐに僕の瞳を見据えていて、表情は真剣そのものだった。
すると、佳奈さんも僕に訴えてきた。
「私も頑張りますから、ひろさんオーナーになってください。」
僕は、美穂さんと佳奈さんの言葉に心が揺らいだ。
僕は、考えた末、結論を出した。
「分かりました。
ママさんから引き継いで、お店は続けたいと思います。」
僕は、責任の重さを痛感したけれど、二人の真剣な表情を見て決意した。
「二人には、いろいろと迷惑かけると思うけれど、よろしくお願いします。」
この日、僕と美穂さん、佳奈さんは、今後の事について話をした。
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