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ミニスカートの下のショーツごしに秘部を触る。おりょうが顔を離した。両手で安治の耳や首を撫でながら、熟れてとろんとした瞳で笑いかける。
「急にどうされたんですか?」
ひどく官能的で、可愛かった。自分の同居人はこんなに可愛い子だったんだなと感動すると同時に、憧れのすず香がそこにいることをようやく実感した。
もう一度唇を合わせる。おりょうがそのまま抱かれたがっているのは明らかだった。安治の脚の間に自分の脚を入れて、火をつけようと刺激してくる。素直に反応して硬くすると、「んふ……」と嬉しそうな声をもらした。
――……腸内洗浄は?
大丈夫なんだろうか、このまましても。
中断を言い出せない安治を助けるように、魚焼きグリルがピピっと鳴った。おりょうが我に返り、焦げる寸前のアジを取り出す。
「続きは後でね」
慌てて言うと、おりょうはむっとした。再び慌てる。
「だってごはん……おいしいうちに食べないと」
おりょうはむっとした表情を変えなかった。「私よりごはんなの?」と言いたげだ。
「じゃあ……お風呂入る?」
機嫌取りに言った一言で、あっさり機嫌を直す。
「一緒にですか?」
考えずに頷くと、おりょうは満足げに微笑んだ。
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