4人が本棚に入れています
本棚に追加
仰向けに押し倒し、耳を唇と舌でなぞる。すず香の好きな行為だ。「うん……」と満足げな吐息がもれる。
顔を撫でながら「おりょうちゃんは可愛いよ」と囁く。おりょうはうっとりした瞳で安治の指を口に含み舐めた。
バスローブの胸元を開いてほんのりした膨らみをしゃぶる。胸が小さいと、全体が口に入りそうな気がしてやってみたくなる。試すとおりょうはくすくす笑って喜んだ。二の腕と脇腹にも舌を這わせてから、いよいよ腰ひもを解く。
おりょうは水色のショーツを着けていた。そのシルエットは女性とまったく同じで、あるだろうと予想していた膨らみはない。嬉しそうだったわりに少しも感じていないのだろうか。
脱がす前にちょんちょんとキスをする。
――ん。
何かある。硬いものが。しかし……。
ここで悩んでもしかたないなと脱がせる。膝を割って目の当たりにした安治はぎょっとした。
予想――というより記憶――より、だいぶ小さい。モザイクごしの大きさの半分ほどではないだろうか。形は大人のもので、しっかり勃ってもいる。しかし亀頭が小さくぺたんとして、張り出した部分がない。きのこではなくソーセージだ。
最初のコメントを投稿しよう!