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特に何を話したらいいか分からない。
実弥樹「あの・・・・今日はどちらか・・・」
七星「あーキリンだ! 」
そう言って彼女は走って行った。
僕も追いかけた。
七星「キリンすごい! 麒麟です」
と芸人の麒麟のマネをしだす七星。
実弥樹(か・・・かわいい)
実弥樹「キリン、好きなん・・・」
七星「あーアライグマだぁ! 」
とまた走り出した。
七星「かわいいなぁ! 」
実弥樹「そうだねぇ・・・」
こんな感じで、終始ハイテンションな彼女に振り回される。
そのおかげで、彼女の名前も、住んでるとこも、趣味も何も分からないままだ。
ただ、趣味は動物かもしれないと想像はできた。
実弥樹「ハァハァハァ あの・・・」
七星「あー! 」
実弥樹(なんだぁ! )
七星「イルカショー始まっちゃう! ダッシュ! 」
実弥樹「えーー!! 」
彼女は、一気にダッシュしだした。
七星「遅い! 早く! 始まっちゃうやろう」
実弥樹「ちょ・・・ちょっと待って! 」
七星「はいピッピッ」
そうやって、サザエさんのエンディングように、彼女は、早くするように言ってくる。
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