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「FFF遊んでやがるな」
スマホで戦況だけを一瞬見る。
なんだこいつ。
棲みつく奴が居るとは思わなかった。
それは同時にモノ・アイを殺せる事を意味する。
大体の準備は済んだ。
「餃子二丁」
機械の具合が悪くて火傷するから俺はやらない。
新人がやっとけ。どうせ三か月後にゃ居ないんだ。
今日は三人で回す土曜日だ。
どうにかしろよ殺人スケジュール。
ワンオペも時にはある。酒出すようになってから無理だと店長に言った。
俺が辞めれば終わりだって事くらいは分かってるんだろう。
もうすぐ3時になる。
こうなると客は減らない。
滅茶苦茶派手な美人がそろそろ来ている。
お疲れさんだ。
この白っぽい照明だと疲れて見える。
「ショーゴちゃんいないの?」
そういう店じゃないんすよミカさん。
「ビール飲んでよショーゴちゃん、ね?」
「俺捕まりますから」
何度目だよ。酔ってるなあ。
「ちゃんと食べてる? 食べたいもの言ってね」
「じゃチャーシューネギまみれ頂きまっす!」
「ショーゴちゃん、ウチ来なよ。もっと稼ぎいいよ?」
「ありがとうございまーす。考えときます!」
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