第99階層・続

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「FFF遊んでやがるな」 スマホで戦況だけを一瞬見る。 なんだこいつ。 棲みつく奴が居るとは思わなかった。 それは同時にモノ・アイを殺せる事を意味する。 大体の準備は済んだ。 「餃子二丁」 機械の具合が悪くて火傷するから俺はやらない。 新人がやっとけ。どうせ三か月後にゃ居ないんだ。 今日は三人で回す土曜日だ。 どうにかしろよ殺人スケジュール。 ワンオペも時にはある。酒出すようになってから無理だと店長に言った。 俺が辞めれば終わりだって事くらいは分かってるんだろう。 もうすぐ3時になる。 こうなると客は減らない。 滅茶苦茶派手な美人がそろそろ来ている。 お疲れさんだ。 この白っぽい照明だと疲れて見える。 「ショーゴちゃんいないの?」 そういう店じゃないんすよミカさん。 「ビール飲んでよショーゴちゃん、ね?」 「俺捕まりますから」 何度目だよ。酔ってるなあ。 「ちゃんと食べてる? 食べたいもの言ってね」 「じゃチャーシューネギまみれ頂きまっす!」 「ショーゴちゃん、ウチ来なよ。もっと稼ぎいいよ?」 「ありがとうございまーす。考えときます!」
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