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デカイ声大歓迎。
死ね。
お前らも97BFの炎熱地獄をパスしてきたんだろ?
チーターしか99BFには来れない。
「ねえショーゴちゃーん」
無視し続ける。
「いいから相手して来いよ」
歳だけは上の新入りが気にしたように言う。
「じゃいいっすかね。野菜追加全部」
一瞬、目が泳いだ。覚悟もないのにうるせえよ。
「……どうにかしろよあの客」
俺のせいかよ。
使い物に成らないから来た。顔に書いてある。もういい歳だろ。
「じゃ相手して来たらどうっすか。相手して貰えたらだけど」
こういう時はいい笑顔で言う。冗談なんだよ。
そう思え。
「俺じゃ無理だよ」
じゃ手動かせよ。雑談する時間なんか無いんだよ。
「……」
何か言いたそうだ。一番面倒だ。
「舐めてやってるなら辞めたらどうっすか。マジで。続くのは黙ってる奴だけっすよ」
もう一つ。
「笑顔」
ニヤニヤ笑った。
さっさと辞めろよ。
包丁に力が入る。
マジで殺す前にどっか行けよ。
テーブル拭けよ。
掃除しろよ。
オーダー取れよ。
水換えろよ。
目に殺意が有ったかも知れない。
「あ、掃除してくるよ」
「お疲れでぃーす」
消えろ。
スマホを見る。
取得ポイントは127580。まあまあ。
全滅ボーナスあり。
敵が人間だとは思わないだろ?
出来るんだよ。暇だけどな。
脳、焼けたかな。
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