あらすじ

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あらすじ

【1】 ルシファー (新皇帝による宣言) ある帝国の辺境地域を新皇帝が訪れて、王朝の交代を宣言し、平穏の維持と以後の協力を要請する。その地とは太陽系第三惑星〝地球〟。新皇帝の名は……。 【2】 アスタロト (艦隊司令官の状況説明) 新・旧両帝国の指導種族は、知的種族が量子頭脳に人格を移して結びつけた〝種族融合体〟であった。新帝国の艦隊総司令官アスタロトは人類に対し、旧帝国中枢種族のアンドロメダ銀河逃亡と銀河系への反撃を告知する。彼女は人類に、新帝国理事種族の来歴と戦後方針に関する意見を紹介し、アンドロメダ銀河遠征に伴う視察団の派遣を要請する。 【3】 アモン (防衛司令官の勧告) 本土防衛司令官アモンは、地球に潜伏する旧帝国系武装集団に大戦の終結を知らせる。彼女は理事種族の人柄を説明し、寛大な処遇を約束して、投降を呼びかける。 【4】 ストラス (科学長官の報告) アンドロメダ銀河遠征の副司令官を務めた科学長官ストラスは、全銀河系に対してその経過を報告する。各種族が人道を尊びつつ、協力して勝利を収め、武装解除も適切に行われたことが語られる。 【5】 アスモデウス (被告人代表者の声明) 大戦に勝利したはずの理事種族が、戦争犯罪について訴追されていた。アスモデウスは被告人達を代表して、無実を訴える声明を発表する。当時の困難な状況や、理事種族の誠意と努力がさらに詳しく語られる。最後に彼女の説明から、その起訴は裁判の公正を図るために認められた、〝反訴〟であったことが判明する。 【6】 アミー (新領土副長官からの発表) ゴモリーとマルコシアスは、かつて旧帝国陣営の種族であった。しかしアンドロメダ銀河臨時政府の副長官ヴォラクは、両種族の経歴や高潔さを説き、その理事種族加入を発表する。 【7】 ヴォラク (旧皇帝領副長官による公表) 旧皇帝領副長官アミーは、戦後に起きた2つの事件に関する機密情報を公開する。大戦の黒幕の正体や、人類に対するサタンの貢献が明かされる。彼女は新国家の発展政策を語ると共に、今や最先進種族の一員となった人類の活躍に大いなる期待を表明する。
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