大地ノ章

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「もしかすれば、本当に悪魔が捨てたのかもな」 「なんと。この世に悪魔がいると言うの?」 「妖が隣にいる時点でな」 「失敬失敬、それで、空き缶は拾わなくていいの?」 「俺は友達の友達の悪行を償ってやるほど、優しくないからな」 「もし、あの空き缶を私が捨てたと言ったら?」 「さっさと拾え!」
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