とある日の

4/11
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
百m終わった後、次の種目まで六時間もあっる。この間に、ハードル、二百m、八百mがあった。当然応援をした。そして、この長い時間の間に何回かアップした。足がよく動くようにするためだった。 そして、スタート一時間前になった。腕の確認やスタートの確認。全てサブトラックで行った。 同じことを一年生にも指示しておいた。自分だけができても意味ないからね。 そしてボーットしていたらいつの間にかリレーの召集時間になっていた。今回の構成は、一走者目がうちの学校で二番目に早く、スタートに特化してるやつ。二走、三走が、今年入ってきた一年生だ。正直、練習はかなりやってもやはり、大会でリレーを走るのは二回目の一年生はどうしても心配する。自分たちの学校は1組目4レーン。シードレーンだ。最高。召集も終わったので付き添いの後輩に荷物を預け、軽くアップをする。ジャンプとか軽くジョッグとか。体を暖めながら一〇分間を過ごす。この一〇分は、正直三時間ぐらいに相当するんじゃないかな。走りたいって気持ちとミスしたらという緊張とのハザマに揺れるからである。そんなこんなしていたら一〇分がたっていたらしい。1走者目の二年生がSBを用意している。で、自分もレーンに入ってチェックマーカー用のテープを指定の歩数分あけて張る。で、全員の準備が終わった合図に、係員がなにやら信号を出してい     
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!