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見れば、2人の後ろから数人が来るのが見えた。昼時を外しているとは言え、今度は小休憩をする人たちが客として来ているようだ。
「ああ、最後にひとつだけ。店に入るにはどうすればい?」
「入口であゆさんの名前を出せば入れてくれると思いますよ。そこのオーナー、うちのオーナーと一緒ですから知ってると思います」
「そうか、ありがとう」
「お邪魔しました」
鷲尾と清水は礼をいってドアから出る。
入れ違いに入っていく女性たちのにぎやかな声を背景に、とりあえず店外の道路へと二人は並んで立った。
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