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「……携帯電話も落ちていたが硬いもので砕かれており、修復は困難と思われている……か」
「硬いものってなんだろうね。石かな?」
「石で携帯壊せるかなぁ。あーでも男性なら壊せそうだね!」
「えっ?」
宮地の言葉に清水はなにかにひっかかったように反応した。当の彼女は笑いながら
「女性でも馬鹿力あったら石で壊せそうだけど」
と続ける。ここで清水はお得意の妄想――いや推理タイムに突入した。
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