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「早くしろ！！」
馬場に恫喝された筒外は仕方なく清水の腕を掴む。
「やだ、やめて！ やめてよ！」
叫びながら暴れる清水の長い髪を馬場が鷲掴みにし引っ張る。痛みに清水は一瞬言葉を失い、筒外がその隙に腕を後ろに組ませた。馬場はガムテープで腕をしばりつける。
次に足も三重、四重に巻き、ついに清水の口にもガムテープがはられた。清水は気持ち悪さに辟易した様子で眉間にしわをよせた。
「行くぞ。業者にはやくこの店舗を潰すように言っておけ」
「えっ？」
――それって私を殺すってこと？！
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