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「………殺された理由。そうだよ、全てはそこから始まってるんだ……。なんでそんな大事なことを忘れていたんだ」
唐突に始まったひとり言に心配したように清水が声をかける。
「え? だ、大丈夫?」
「俺、もういっかい野崎に会ってくる! はるるんはまりりんと一緒に探しておいて! 鍵は下駄箱のうえにおいとくから!!」
「あ、クロさん!」
いうが早いか、鍵をおくと清水の声にはこたえずそのまま部屋から飛び出して行ってしまった。
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