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※※※※※※※※※※※※ だが、奇妙さはふとした日常の中に頭をもたげるもので。 半年経った。 そろそろ仕事に慣れてきたとも言えなくもない時期だ。 その朝出社した俺は、耳を疑った。 「それでは、よろしく頼むよ、黎くん」 相変わらずにこやかな根元の顔。 ぽんと渡された名札。 明け渡されるデスク。 重々しい椅子がそこに待っている。 「よろしく、部長」 驚愕の生活が始まった。
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