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キスに酔ってしまって、ぼんやりと聞き返す。
「ここは」
そう言って、足の付け根の割れ目をなぞった。
「許したの?」
「許してなんか!」
まるで私が望んだかのような言い方に憤慨する。
「指でいたずらされたけど、それだけで……!」
「そっか」
言うなり東吾は入ってきた、それは十分猛っていて……さっきもいってないんだから当然か……っ。
「ああ……っ!」
東吾の背中にしがみついていた、東吾に満たされた喜びで声を上げていた。右脚だけ高々と持ち上げられて、左脚が引っ張られて手錠が痛かったけど、そんな事はどうでも良くなるくらい気持ち良かった。
東吾はまもなく達した、ずるりと私から出て行くと、私の体を反転させる。
「壁に手、ついて」
言われて私は大人しく従っていた、その間に腰を引かれて東吾の体に下半身が触れた。
「少しつま先立ちになって」
言う通りにすると、東吾はすぐに入ってきた、既に十分硬くなっていて私のいいところを突いてくる。
気持ちが良くて、我を忘れて大きな声で喘いでしまう、お風呂場だと声が反響して恥ずかしいけど……それよりも気持ち良さが増して……。
「──名前呼んで」
言われて私は東吾の名前を何度も呼んだ、東吾も私を呼んでくれる、そこにいるのが東吾だと判って嬉しかった。
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