私が通っていた中学校の七不思議

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私が通っていた中学校の七不思議

 中学生の時、放送委員会に入っていました。  全体で12~3人で、主な仕事は毎日のお昼の放送、朝会のマイクセット、体育祭や入学式や卒業式などの音響に関わることでした。  委員会でしたが部活扱いで毎日活動があり、夏休みも発声練習や機器の取り扱いを教わっていました。私が通っていた中学校の七不思議を聞いたのは、夏休みの委員会活動の時だったと思います。  夏休みだったので少しタガが外れたのか、単調な委員会活動の合間に、個性的な先輩たちによって作られたトランプで遊んだり、録音されていた先輩たちのコメディ作品をこっそりと聴いたりと、とても楽しかった記憶があります。  そして、その思い出の中に、先輩たちがしてくれた怪談話があります。  みんなでキャーキャー言いながら聞いた話は、怖いながらも楽しかったです。  私が通っていた中学は歴史のある学校で、建物も当時は古い木造建築で、『この学校は本当に出る』と言われていました。  その『現場』で行われる怪談は、異様な雰囲気でした。思い返してみると、少しおかしな感じがしました。  でも、当時はそれが普通だと思っていました。
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