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「ソーダだけに、でしょうか? ふふ。余計なことを申して済みません。楽しそうなのでつい……」
「いえいえ、こちらこそ騒いで済みません。でも、僕もこの店すっかり気に入りましたよ。僕たち今は××町の方に住んでいるんですが、また寄らせてもらいます」
「うわ、もしかしてすごい距離を移動していらしたとか……。前の店を経由してだから、ずいぶんとお疲れになったのでは……大変申し訳ないことを……」
「だいじょぶですよっ。まだ若いから!」
満面の笑みで言い切る由希乃と、一瞬『うっ』となる多島くんだった。
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