ある少年の憂鬱

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 師匠は常に、ナイフでの人の殺し方を教え込んだ。 「古来からある武器で、未だに使える武器なんてそうないだろ? それに、完璧な対処法も、未だに存在しない」  師匠はそんなことも言っていた。 まぁ、今になって考えてみれば師匠が単純にナイフが好きだったというのがあると思うけれど。
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