prologue.ニートは世界を救う。

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「じゃあ、ゲームの説明に移ります!!先ずは世界観について!王子様によって一人一人世界観が違います。世界観は5つ!!〝白雪姫〟、〝シンデレラ〟、〝人魚姫〟、〝かぐや姫〟、〝マッチ売りの少女〟です!それぞれの世界観の説明はキャラクターごとのストーリーのはじめに説明されまっす!」 つまり王子様たちによって自分の立場的設定や関係が違ってくるというわけか。 「次は、ゲーム世界に置いての注意点ですが、選択肢は勿論のこと、好感度、ログ等などの機能はバグにより飛んでしまいました(笑)」 「は?!なにその無理ゲー設定!!」 「すみませーんっ。」 ギルティーはテヘペロ的なテンションで言ってくるが恋愛経歴ゼロの私にどうしろと。 「あ、でも、好感度を確認する方法が一つあります!」 「なに……?」 私が訝しげに聞くとギルティーはニヤリと笑って言った。 「キッスデース!」 キッス? K、I、S、S、? キス!? 「何じゃそりゃ!!」 私がツッコミを入れるとギルティーは無視して説明を続けた。 「キスをすると相手の好感度が相手の頭の上らへんにでマース!」 なんじゃそのクソ設定。下手すりゃ好感度知るためにキスしまくったら逆に嫌われるかも知らんじゃんか!! 「これこそキスから始まる恋的な?キャハ?」 まじで●ねばいいのに。
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