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「あ、一つ、好感度について注意点が。」
私が、次はなんだと身構えているとギルティーは真剣な顔になっていった。
「好感度が100%まで貯まるとハッピーエンドで次のお話に進めますが、相手の好感度が0%まで落ち込むともれなくゲームオーバー、即ち死にます。」
「は?」
「要は、命をかけた恋を王子様としていただきますっ*°」
なにそれ。急に死亡フラグ?!
ギルティーが私の肩を急にグッと掴むと目の前にパカッと大きな穴が開き私をその前に押し出す。
私の体はゆっくりと穴の中に吸い込まれていき、
落ちた。
「う、きゃあああああああああああ!」
遠くの方からかすかにギルティーの声がした。
「下についたら選択画面が出るから好きな王子様を選ぶんだよー!!じゃあ、グッドラック!!」
「っ!?ふっざけんなあああああああ!!」
こうして私の人生最大のゲームが始まった。
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