prologue.ニートは世界を救う。

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リアルとは違って、ゲームのキャラクター達は余計な詮索はしないし、余計なことなんて言ったりしない。 皆みんな、筋書き道り忠実に動いてくれる。 ちゃんと選択肢もあるし好感度も見える。 リアルは不便だし、自分と違う物はすぐ貶すし、仲間をすぐ裏切る、不誠実、汚い、すぐ人を虐げ、群れを作り、さらには殺す。 本当にこんな世界に生まれ落ちたことに後悔の念ばかり。 でも、唯一よかったと思うことは、ゲームが出来ること。 私の元気の源。 つまり、何を言いたいかっていうと、 「ゲーム、最高ぅ~!!」 ってこと! ガタッ 冷蔵庫の中は小枝とジャッキーとコーラだけで埋まっている。 パタンッ プシュー 「あぁ~。流石に三徹は目にくるぅ~。コーラあってよかったわ~。」 眠気覚ましにコーラを煽っているとチャイムがなった。 ピーンポーン
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