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それから上林くんが注文してくれたデリバリーの料理が届き、遅まきの夕食を皆でとった。パスタやら付け合わせやらをあれもこれも、とわたしの前の皿に争うように取り分けられてちょっと閉口する。
「こんなにいっぱい。…食べきれないかも」
長崎くんが真面目な顔でフォークに巻き取ったクリームパスタを口許まで運んでくれる。いやあの、子どもじゃないですから。
「まなは細っこ過ぎだよ。あんまり普段食べてないんじゃないの?もっと肉づきよくても大丈夫。ふわふわになっても可愛いよ」
ほら出た肉づき。わたしは肩を竦める。
「やっぱ抱き心地悪い?この身体。骨がいろんなとこに当たりそうとか。…食べないと胸がちゃんと育たない、とか」
みんなが一瞬変な顔になる。しまった、言っちゃった。わたしは慌てて笑顔を作る。
「まあ、今更食べたからってね。うまい具合に胸になんか栄養つくわけないし。ウエストまわりに全部つくに決まってるもんね、大人だもん」
「まなちゃん」
隣に座ってる高松くんが手を伸ばしてそっと頬に触れる。
「もうそんなこと気にしなくていい。だって、俺たちはまなのこのまま全部が好きだからさ。胸だってそうだよ、この大きさでこの形。…まなにはこれしかないって思える。だから、変わる必要ないよ」
素早くTシャツを引き上げられブラをしてない胸を露わにされた。片手で柔らかく揉まれて身を捩る。
「あ、んっ、もう」
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