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「すごい腰つきで全部搾り取られちゃったからな。あんなのひとたまりもないよ。…だからさ、俺たちが回復するまでこれで慰めてもらってよ。ちゃんと眞名実を満足させようと用意しておいたんだよ」
上林くんが嬉しそうに何かを持ってきた。わたしの目がく、と反射的に開く。
見たこともないもの。なのに一体何に使うものなのか漠然とわかる。正直見るに耐えないビジュアルの代物だ。女の人を竦ませて震え上がらせるためにこんな見た目にデザインしてるとしか思えない。
「眞名実。これ、使ったことある?」
あるわけないだろ。必死に頭を横に振る。
「そうかなぁ?可愛こぶっちゃって。もう正体ばれてるのに。眞名実みたいな性欲が強くて抑えられない女の子のためのものだよ。これなら男のあれがなくてもちゃんといけるだろ。…それに、これって。お仕置きにもなるし」
カチ、とスイッチが入れられて低いモーター音が鳴り出した。わたしは恐怖で身を縮めたいけど身動きできない。…あんなの。この身体に使われたら。
わたし、どうなっちゃうんだろう。
それを手にした上林くんが笑みを浮かべて近づいてきた。脚を閉じたい、何とかして。
「俺らがまた使いものになるまで眞名実はこれで愉しんでてよ。それに、眞名実の反応次第では俺たちの回復も早まるかもだし。…すごい卑猥なリアクションで俺らを愉しませてよ。そしたらご褒美に、またいっぱい硬いので次々してあげるから」
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