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「…~、っ、ーーんっ、!」
頭が朦朧としてきた。酸素が足りない。喉が涸れるほど叫びたい。声を出せたら少しはまだましなのに。
「ここも一応集合住宅だしさ。多少の声なら大丈夫そうだけど、もし眞名実が獣みたいなおたけびあげたらと思ってさ。…でも猿轡しといて正解。これじゃ大音量でAV流してるくらいのことになったかも」
「やらしい喘ぎ声が近所中に響き渡るとこだったな。…すごい反応じゃん。めちゃ悦んでるな」
彼らは少し離れてビールや酎ハイを飲みながらにやにや笑いを切らさずわたしを観賞してる。
わたしは淫らな姿で放置され、器具で責められっ放しでずっと全身を波打たせていた。…ああ、これ。
いつ終わるの…。
「ずっと挿れっ放しで同じ振動じゃ物足りなくなっちゃうかな。これ、最強にするとどうなんだろ?」
長崎くんが近づいてきてコントローラを手に取る。…ああ。そんなこと。…しないで。
戯れにカチ、カチと振動が切り替わる。わたしがびくびくと跳ねるたびに下卑た笑い声が湧く。頭ががんがん鳴って心臓がばくばくする。もう、死にたい。
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