ペットショップというところ

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ペットショップというところ

僕たちはよくわからないけどペットショップってとこにきたらしかった。しかも僕と弟は別々されてしまって、あれ以降弟とは会ってない。 僕たちは別々のペットショップとやらに行かされたらしかった。 一人ぼっちになって初めての場所で僕はビクビクしていた。新しい家に移されたけど怖くて僕はずっとタオルにくるまって隠れてた。 『まだ小さいなぁ怯えてるみたいだな』 知らない人間が僕をタオルからひっぺがしてそういった。 僕は恐怖で力いっぱいに鳴いて噛みついた。 『うわっ、噛まれた!でもあんまり痛くないな。しばらく慣れるまでは仕方ないなぁ』 あとでその人間が店員って人だと僕は知ったけど、その頃の僕は怖くて嫌だった。お母さんは頑張って新しいご主人を探さないとダメっていってたけど、僕はどうしたらいいのかわからなかった。 しかも、次の日。 僕は他にみたことのない生き物が沢山いる場所に移された。そこは明るくてまぶしかったし、ウルサくてびっくりした。僕たちは夜行性だから昼間は袋の中で寝てるのに、ウルサくて眠れない。 『おい、新入り!』誰かが僕を呼んでる僕は恐る恐るタオルの隙間から声のほうをみてみた。 声を出したのは僕より大きなフサフサして変な奴だった。『こらっ無視すんじゃねー俺はモルモットのモルだ』 モルモット? 茶色くてフサフサした奴はそういってゲージをガンガンと前足でけっていた。 『僕はフクロモモンガだよ。何か用?』『けっ。フクロモモンガかよ。でけえ目玉だな。新入りなんだから挨拶くらいしろよな。』 モルモットってやつは気性が荒いらしい。 嫌な奴が横にいると思うとますます僕は気が滅入った。『俺なんてよ~もう3ヶ月もここにいるから大先輩なんだし、わかんねえ事あったら俺に聞いてもいいぞ』 『3ヶ月も?』 『3ヶ月くらいめづらしくねぇよ!あそこにいる、オウムなんて半年いるらしいぜ』 『半年!?』 『あいつ高いからな。俺たちペットは人間に買われなきゃこんな辛気くさい場所にずっといなきゃなんねぇしよ~まぁおまえもちょっと変わってるし高いから売れ残らねぇように頑張れよ、でねぇと大変だしな。』 『僕って高いの?売れ残るってどういう事?』 『おまえ何も知らねーのか?ここはペットショップっていって人間が動物を買いにくるんだ。俺たちの主人になる人間さ。買ってもらえればここからでられる』『ご主人!』 お母さんがいってた
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