番外編

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私は、今まで生きてきた中で、幸せと言う物を感じた事なんて、1度も無かったし必要性だって、分からない。 中途半端に、怒って泣いて、笑って来た私に、本当の幸せなんて掴む事が出来るのだろうか。 先生に怒られたって、別に心の中だと、先生を罵り罵倒して居るのが、私位の歳の者の行動だ。 例え、親が死のうと構わない。 中途半端な歳なのに、何を失うだろう。 言いたい奴に、言わせとく程私はお気楽な、人間じゃない。 言わせたい奴には、言わせても良いけど、嫌いな奴に人間に望みを叶えてやる、筋合いなんて無いし、得も無い。 私は良く、皆から優しいと言われるけれど、それは嫌われるのが怖いから。 そんな、弱い上に卑怯な私が、優しいと思うのなら、表面だけを見ている証拠だ。 でも、確かに私はちょっとだけ、良い奴かもしれない。 ウザい男子にも、優しくしてあげてるのだから。 でも、私は幸せでは無い。 何時も、只管違和感を胸に覚える。 嫌になると言うほど、嫌になってしまう。 幸せじゃ、いけないと言っている様に。 だから、私は幸せなんて必要無いと思う。 根拠も証拠も無い、でも確信と自信は有る。 例えそれが、間違っていても、私はこの思いを胸に抱いて、生きて行こうと思う。
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