第1章 素直な気持ち

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朝早くから 教室に入りホームルームの準備をする美甘。 学校に来る事が一番早く なによりも学級委員長としての仕事を 楽しく行っていると周りからも認められていた。 美甘:ふぅー みんな来ないかな… 次から少し時間ずらそうかな… そんな独り言を言っていたのも束の間 早く来すぎてしまったのもあり 少しウトウトしていた。 生徒a:委員長!起きて! 美甘:はい! ガタン! あまりの驚きで 席から立ち上がってしまった。 生徒a:委員長… 外でまた喧嘩してるんだ… 美甘:またー? ガラス越しに見ると そこには桃吾の姿があった。 桃吾:おら! 朝から生意気言ってそんなもんかよ? ガツ!ガツ! 美甘:はいストップー! 茶髪は生徒指導室! 怪我してる人は速やかに保健室! 桃吾:またお前かよ…。 邪魔すんなよ…。 美甘:はいはい。 一緒に生徒指導室いくよ? バッ… 桃吾:離せよ。 学級委員長だからって調子に乗るな。 美甘:はぁ… 世話がやける…なぁ……もう。
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