桜が舞い、音楽は鳴る

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わたしは、多少驚きながらも顔を上げて ユウの顔を眺めた。 「「えーー?!?!そうだったの?!」」 「ね?カンナ」 わたしの顔を見て、確認をするユウにわたしは笑顔で頷いてみせた。 『ふふ…ッ……そうだね!わたしもユウのだし』 「クスッ……僕のために歌ってね?」 『///?!………がんばる』 「ちょっとー!?甘い雰囲気出さないでよ!元彼思い出しちゃったじゃない!」 「え!?部長、あの人と別れたの?!」 「そうなのよー!聞いて!」 部長達の声を聞きながら思った。 ねえ、ユウ……
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