桜の夜、キミを想い歌い続ける

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桜の夜、キミを想い歌い続ける

わたし、思うんだ。 こんなにバンド部のことを思ってて こんなに仲間を信じ合えてて こんなに…… こんなに……音楽を好きな人はいないよね? 『ねえ、ユウ……』 「ん?」 『わたし、ユウのためにも……部長達のためにも歌うよ。だから、聴いててね?』 「……ッ?!///…………うん、聴かせて。 僕のお姫様…?」 顔を赤らめながら言うユウが、 あまりに愛おしくてわたしは、自分の唇をユウのそれに押し付けた。 『ユウ!大好き!あと、みんなも!』 「私達はついでなのね?!」 「私もカンナちゃん好きー」 「舞台で思う存分、暴れきてよ?カンナ」 わたしは、キミのためにこれからも歌い続けるよーー……
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