第1章 問答と広がる世界

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「''バグ,,を倒してほしい?」 「そうだ、簡単だろう?痛覚はあるが君たちはもう既に死んでいる負ける事はないのさ」 「そうは言っても、、、」 「君と同じ事故で亡くなった幼馴染みも幸いにもバグとしてではなく 人型としてこっち(パンドラ)へ来れたんだよかったじゃないか、、、 おっと早速この森周辺にバグが出現したみたいだ、丁度良いさ、 『習うより馴れろ』実戦して来ると良いさ」 「え、ちょ、待、、、」 、、、言いたい事だけ言って逃げた感じだな。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ そして現在に至る (それにしても深い森だな、、、これじゃあさして現実と変わらないんじゃ ないか、、、寮とか身体の感覚まで同じだ、違いと言えば''死がない事,,と ''バグ,,とやらを倒す任務だけだし) 「ゆきやーもうka」 「何ぼさっとしてんだお前ら!!」 不意に頭上から鋭い声が飛んだ 「うわぁ!!木の上に新しい人がいるよ~やっほ~」 上を見ると確かに人の影がある。 顔はその場所からは逆光になっていて余りわからなかった。 「随分と呑気だな、、、足元見ろよ、そいつがバグだ」
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