第4章

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「ウ……ンンッ……!」 いつかの日に見た 本能丸出しのキス。 相手の少年が 暗い路地裏で窒息し失禁するほどの――。 僕はそれを見てから本当はずっと (求めてた……) 「ン……」 認めてしまうと 途端に抵抗する腕の力が抜けて 「この前、もっと無茶苦茶にして欲しいって言ったでしょ?」 何を考えてるか テレパスのようにテヨンにも通じてしまう。 「生徒にフラれて、クビになったからだっけ?」 「やめて……」 「今日だって俺が行かなきゃクラスの連中にいいようにされてた」
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