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ざらついた感覚がなくなると
僕の中はすぐにバターのように熱く蕩けた。
「ンンアッ……」
指を動かしながらテヨンの唇も半開きになり
僕が洩らす嬌声を真似るように吐息を洩らす。
「何これ、すごい」
やがて僕の中がはしたない水音を立て出すと
自分の仕業とは思わないような幼い声で
テヨンは舌を出し言った。
「ンッ……テヨンッ……やめっ……!」
綺麗な顔して前髪をかき上げる。
テヨンは無表情で首を横に振った。
「ン……やぁぁっ……!」
それからしばらく
狂ったように指を出し入れし
「アッ……アアッ……イクっ……!」
一方的な絶頂を迎えた僕が体勢を崩すと
ねじ伏せるようにして言った。
「はい、これから本番ね」
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