芯まで愛して

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 根本まで押し入ると、きゅっと榛名が締める。先に榛名がイったのがわかった。絞るような中の動きと、肛門の縁が涼一の根本を締め付け、擦れる感じが気持ちよい。奥深くまで受け入れてもらえる喜びとともに、涼一は一気に抜き取り、目の前の白い尻に吐き出した。  涼一は自分が放ったものを尻全体にまぶすように、ペニスを筆のように使って悪戯する。その肉筆はついさっき放ったあとだというのに、しっかり芯が残っていた。  榛名は、人の尻で遊ぶなと弱弱しい声を上げたが、散々責められ続けた後ではなんの気迫もこもっていない。 「次は俺の上に乗る?」  うきうきと次を提案すると、榛名はもうドリンク効果は切れたと泣き言を言った。 「じゃあ、続きは明日の朝にする? それと、お昼にももう一回しようよ」  そういいながらも一時間ほど寝かせたら、またするつもりだ。泣き言を言いながらも、意外と榛名は付き合ってくれるのを涼一は知っている。 「俺、榛名さんの柔らかいペニスも好きだよ。芯まで愛してるから」  話しかけたが、榛名は疲れて寝入ってしまっていた。 「弁護士バッチを付けたスーツで、着エロもいいな。俺も仕事着で来るから、きっと盛り上がるよ。いつかやろうね」  寝息を立てる年上の恋人の隣で、涼一は新しい夢に胸を弾ませた。                end
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