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栗色に色付いた、さらさらの髪の毛。
フランス人形の様な色の、美しい肌。
大きくも小さくも無い身長の中で、一際目立つ細長く綺麗な、脚。
それぞれのパーツが、合わさると、桜庭凛…と言う人物に、なる。
満開に咲いた、花を連想させる、笑顔。
私は、その笑顔に一目惚れだった。
凛は、私に、話し掛けてくれた。
その時の、嬉しさと言ったら……
嘘では、無い。
死んでも良いと思ってしまう程だったのだ。
凛は、凄く優しくて、差別何てしない。
いつだって、皆に心を配っていた。
いつか、凛の心が無くなってしまうんじゃ無いかと、思うまでに、優しかった。
だからこそ、私は凛が大好きだった。
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