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登場人物
・敷嶋(しきしま)
大学三年生。男性。
学園祭の準備中、連日の徹夜がたたって休憩していたところ、事件に遭遇。
神辺に犯人扱いされたことで躍起になって、徹夜続きのいささか高めのテンションで犯人探しをしている。
山際教授の授業を受講していることもあり、必死。
眠る前に休憩していた場所が踊り場ではないことに気がついていない。
・神辺(かんべ)
大学三年生。男性。
敷嶋とは同じ学部だが現在の専攻は別の為、顔だけは知っていた。
学園祭の準備中、屋外を歩いていて空から降る紙に気がついてかけつける。
屋上へと続く唯一の通路で慌てていた敷嶋のことを犯人扱いしており、彼が推理する度に足を引っ張る発言を繰り返す。
うっすらともう職員に任せた方がいいのではと思いつつ、徹夜続きの敷嶋のテンションに引き摺られて口に出せていない。
・山際教授(やまぎわきょうじゅ)
先日独特な個展が開かれた芸術学部の教授。
偏屈で他人に厳しい。自分に対しては少し甘いが厳しい。
学園祭直前の夕方、彼の作品のコピーが細かくちぎられたものが屋上から降り注がれた為に小さな事件となる。
本人の研究室は別棟の為、気が付かれてはいない。
・浅里(あさり)
大学二年生。女性。
山際教授のゼミに所属。
山際教授の個展にも携わっていたらしい。
敷嶋は彼女を最有力候補と考え、動機は山際教授の関係のもつれではと邪推している。
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