第二章 独占欲

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第二章 独占欲

学生時代、私を含め3人で登下校していた友達がいた。 まさか友達だと想っていた人間から、ある日突然、一方的に理由も明かされず「私ら2人で登下校する。明日からアンタ1人で登下校しな」 などと言われ仲間外れになるとは想わず誰にも相談出来なかったのだ。 そんな事をされ1人で登下校していたが、母にいよいよバレてしまい「随分と意地の悪い子ね。」と言われた。 だがその、意地の悪い子(A子)は考えてみれば昔から’そう’だったのだ。 仲間外れになるまで自分に実害が無かった(小さかった)為か考えたことも無かった。
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