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最終章 友達
彼女とは、それ以降、逢うことも連絡をとることもないが何分、友達が重なっている為、噂を耳にする。
人当たりの良いA子が私の悪口を10年以上も振り撒けば、その内容が全て真実となる。
面倒だから、私は放置する。
お互い笑って「久しぶり」と言うことは恐らくこれからも無いのだ。
私は臆病者なので、噂を信じた子らに逢うことが怖くて怖くて仕方がない。私の事を信じてくれる自信は無い。だから、違う場所に新しい友達を作るのだ。
過去を知らない、新しい友達を。
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