二人の正体とは (´・ω・`)?

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稔『何かモヤモヤする』 稔麿が胸の辺りに手をおいたとき、稔麿の腕の力が弱まったので私はその隙に腕の中から抜け出し、布団から飛び出した 稔「あっ!」 華「じゃあおやすみー」 そして、早口で喋りながらすぐに部屋から飛び出そうとしたーーが 晋「何で部屋から出る」 晋作にまた腕を掴まれました 何でだーーー!! 華「私は別の部屋に行くって言ってんじゃん。   離せー」 腕を振り払おうとしたが・・・出来ない まぁそうだよね、男と女の力じゃ・・・ ーーグイッ そして案の定また布団の中へと逆戻りし、二人に抱き締められた くっそー!! 稔「馬鹿作、華を離してよ」 晋「俺が離すとお前ばっか華を抱き締めて離さね   ぇじゃないか。あと俺は馬鹿作じゃねぇ!」 華「二人とも離せーーー!」 晋「離せばお前はまたすぐ部屋を出て逃げようと   するだろ」 華「ううっ、分かった。もう逃げないから二人と   も離せ!」 稔「そんな言い方で良いのかな?」 晋「もっと丁寧に言わないと」 華「なっ!!」 二人を見上げて睨み付けるが二人はニヤニヤしているだけだ 華「っく・・・離し・・て・・・くだ・・さい」 私は屈辱に耐えながら言った 顔が熱く少し涙目なので二人に顔を見られないよう俯きながら くっ、絶対いつかこいつらを泣かしてやる 心の中ではこんな事を考えていたが・・・
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