149人が本棚に入れています
本棚に追加
/293ページ
山「何でしょう」
歳「昼間に総司が連れてきた奴を覚えているか」
山「・・・はい」
山崎が不思議そうに頷く
歳「そいつを調べてほしい」
山「分かりました。ですが、なぜ」
歳「それは・・・」
山「・・・・・」
そう言ったきり土方は口を開かなくなった
歳『たしかに、何で俺はあいつの事を調べようと
思ったんだ。ただ総司が連れてきただけなの
に、妙に頭に引っ掛かる』
山「副長」
歳「あー・・・勘だ」
黙った土方を不思議に思い山崎が声をかけると、土方はゆっくりと口を開いた
山「勘・・・ですか」
歳「ああ」
山「・・分かりました」
そう言うと山崎は来たときと同様に突然消え、部屋には土方だけが残された
歳『何で俺はあいつが気になるんだ』
そして一人残された部屋では土方が思い悩んでいた
夜が明けるまで・・・・・
最初のコメントを投稿しよう!