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「もし私達と同じ天使に会ったらこれを見せて
仲間だと教えてあげるのよ。そうしたら貴方
が傷つけられずにすむから。これも約束でき
る」
「うん!できる!!」
「ふふっ、ありがとう」
女性はそう言うと、女の子の額に人差し指を置いた
「今の貴方にはまだ早いから今までの記憶を消
すけど、また貴方がその姿になったら必ずこ
の事を思い出すから安心してね」
「えっ・・・」
そう言った瞬間、女性の人差し指が眩く光りだした
「ぉ・・かあ・・・・・」
光りが止む頃には女の子が意識を失い、がくりと地面に崩れ落ちそうなったが、間一髪で女性が女の子を抱き留める
「・・・おやすみ」
そう呟く女性は愛おしそうに女の子を見つめる
「・・・・・華」
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