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速いっ!
いつ席を立ったのかも分からなかった
席に座ったまま君を見ていると、ピリッと殺気を感じる
怒っているのかな?
まあ、今はそれよりも君の戦う姿が見れる事に興味があるけど!
今度はどんな戦いを見せてくれるのかな?ーーと思っていたけど
男「たっ・・・助けてくれ」
男達は君の殺気だけでやられちゃったみたい
あ~あ、せっかく君の戦う姿が見られると思ったんだけど・・・
総「っ!!」
突然、凄まじい殺気を感じた
僕はこれを知っている
あの日
あの場所
感じた殺気と同じ
ああ
君だったんですね
知らず知らずのうちに、口角が上がっていた
今は甘味も揉め事もあの男達もどうでもいい
ただ
君を捕まえる事しか頭にない
やっと手に入れたこの機会
今度こそ
逃がしません
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