はじまり

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 これは、きゆかがxx年の冬 2月の雪がたくさん積もった時の日に起きことです。今思えば、自分の選択は間違っていた。そして、いつまでたっても忘れることすらできない。あの恐怖。 それがきっかけで、たくさん苦しむ羽目になるとは思わなかった。未だに許すことすらできない。。ずっと傷が癒えず、今でも似たことがあると頭が白くなり、恐怖に震える。ふと、あの怒声が頭の中に鳴り響く。。誰にも辛いなんて言えない。けれど、あの時に戻れるなら本当にあの人たちに制裁を加えたい。。。。 久保、南垣内、上出、平井、由良木がこれを見たとして、あれがどれほど私の人生を狂わせたことが知ってもらいたい。 ・・・・・・ なんでこんな寒いとこで私はいるのだろうか? ここは? あれ?私は確か今高校生のはずだよ。 なんで中学の会議室にいるの? あれ?なんで泣いてるの? 何?なんて言ってるの? なんで怒ってる? 私なんもしない。。。 ・・・・・・・・ どことなく遠くから ?「き、...きゆ.....ねぇ.....か」 (だれ?私を呼ぶこの声は?誰?) 〝ハッ!〟 私が顔を起こすと同時に ?「もぉ!きゆかなにぼぉっとしてんの?ほら行くよ!」 そう言って、私を引っ張った。この子は私の中学からの友達の沙奈。 沙奈はいつも大人しくて、いつも私の味方だ。 沙奈「おーい?きゆか!きーゆーかさーん!?大丈夫?顔色ひどいよ!」 移動教室で歩きながらそう言われた。 きゆか「あっ。うん。大丈夫。。。」 沙奈「ほんとー!?」 きゆか「うん。沙奈早く行こ!」 そう言って元気に見えるように走った。 沙奈「待ってよ、きゆかー!」 (何だったんだろうあの感覚。。。あれは。。。うんうん。今は考えないでおこう。。)
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