気がつけば、異世界。 

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「何か知らん世界に来たが俺様は今日も絶好調だ!ゲームっぽくていいな!あーるぴーじーとかいうやつだろ?」 キラキラ瞳を輝かせているのは美しい金色の髪と青色の瞳を持つやんちゃな顔立ちの少年。彼の名前はルディア。とある国の第三王子だ。 「RPGです。ってかよくそんな元気ですね…私はこれからどうしようか途方にくれているというのに…このアホ王子は相変わらずの能天気ですね…つか馬鹿でしょう、アンタは」 少年の隣には肩まで伸びる黒髪の赤色の瞳の青年が一人。ため息を付きながら王子に暴言を吐きまくっている。彼はルディアの従者。名前はグレイ。 ひょんなことから不思議な世界に来てしまった二人の様子は明らかに対称的だった。
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