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「だからって怪我していい理由になんかならないだろ!離せっ!離せよ!お前だけが怪我すんのは違うだろ!」
「あの日だって貴方だけが怪我したじゃないですか。これでおあいこですよ」
グレイの言葉にルディアは何も言い返せなくなる。しかしだからといって納得出来るかと言えばそんな事は全くない。
「ならっせめて俺も!痛みは平等にだろ!」
「訳のわからない事言わないで下さい。俺があの日どんな気持ちだったか、貴方も味わえば良いんです。俺一人だけなんて…不公平でしょう?」
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