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でも確実にそんな事してたら遅刻する。だから俺はせめてこいつとのキスを堪能することにした。
「んんっ…」ベッドから起き上がった俺に体を引き寄せられ驚いたように声を漏らしTシャツをきゅっと握る。
彼女の舌を舌先でスーとなぞる。鼻にかかるような吐息を漏らす。歯列、口内をなぞり彼女の舌を軽く吸った。
「…ふ…あ…っ…先生…」段々彼女の体から力が抜けて来ているのがわかる。瞳に涙が溜まっている。やはり恥ずかしくて堪らないようだ。
可愛い奴…。今日はこのくらいにしてやるか…。俺は唇を離して美鈴を抱きしめる。優しくあやすように背中や髪を撫でてやる。
「よく頑張ったな…偉いぞ」耳元で囁くようにそう告げると先生はずるいと呟き少し拗ねたように美鈴は口を尖らせた。
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