10/10
前へ
/10ページ
次へ
ちなみに僕は今6年生。 あの子のおかげで僕はこわいものが一つ減った。でもペンライトは相変わらず持ち歩いてるよ。暗い道だから。でも、前みたいに坂を登る度にこわくてドキドキすることはなくなった、だって僕も来年は中学生だし。そしてなによりこわいの意味もわかったからね。 それより・・・あの子は元気かな・・・? そそ。ここだけの秘密の話。 僕さ、6年生になった今でもこの坂がちょっとこわいんだよね。林のどこからともなくカサカサカサ・・・ガサッ!とか音がするとビクッ!てしちゃうんだ。 でもね、僕はオバケなんてこわくない。 おばけなんて信じてないよ。 本当だよ!! う~ん・・・。 恥かしいね、やっぱりこの話。だからこの話はここだけの内緒にしておいてね。 じゃあね、バイバイ! 【完】
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加