0人が本棚に入れています
本棚に追加
ちなみに僕は今6年生。
あの子のおかげで僕はこわいものが一つ減った。でもペンライトは相変わらず持ち歩いてるよ。暗い道だから。でも、前みたいに坂を登る度にこわくてドキドキすることはなくなった、だって僕も来年は中学生だし。そしてなによりこわいの意味もわかったからね。
それより・・・あの子は元気かな・・・?
そそ。ここだけの秘密の話。
僕さ、6年生になった今でもこの坂がちょっとこわいんだよね。林のどこからともなくカサカサカサ・・・ガサッ!とか音がするとビクッ!てしちゃうんだ。
でもね、僕はオバケなんてこわくない。
おばけなんて信じてないよ。
本当だよ!!
う~ん・・・。
恥かしいね、やっぱりこの話。だからこの話はここだけの内緒にしておいてね。
じゃあね、バイバイ!
【完】
最初のコメントを投稿しよう!