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卒業が迫る。
この小さな世界から解放される。
それと同時に俺を救う唯一の存在もいなくなる。
俺を見てくれる真波の存在はいつでも思い出すことは出来る。
出来るけど…俺が本当に欲しいと思うのは
いつも傍にいてくれる真波なんだ…
幼い思いだとしても真波に俺のそばにいて欲しいなんて自分勝手な願い。
許されないのかもしれない。
どんなに求めて腕を伸ばしても
俺は真波を恋愛対象として愛せないんだから…
伸ばしてはいけない…
もうすぐ卒業だな。なんて俺はクラスメイトと一緒に浮かれる事なんか出来なかった。
出来るわけがない
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